安いインプラント価格

安いインプラント価格

安いインプラント価格

安いインプラント治療費を宣伝している歯科医院があります。それは患者が低価格インプラント治療を求めているからだと思います。

1本あたりの治療費が30万〜50万円といわれているインプラント治療。インプラントは高いと思っている方がいるのは事実です。

治療が必要な欠けた歯がたくさんある場合や、顎骨が溶けていて少ない方は、骨移植をしないとインプラント治療が出来ませんので、インプラント価格にさらに顎骨移植の費用が上乗せされるわけですから、高級外車一台分のインプラント治療費がかかる事もあります。

しかし、長期的なビジョンで見てインプラント治療が高くつくのかどうか、となると話は別になります。

歯の治療は長くかかります。また歯が欠けた場合、さし歯やブリッジなどの治療を行うことになりますが、これらにもかなりの費用がかかります。しかも、メンテナンスや耐久性などの問題を抱えています。ブリッジは健康な歯を削るなどデメリットもあります。また安定性や噛む力・美観の問題など、なかなか健康的な生活を送ることが難しくなっています。

それに対してインプラント治療の場合、一度治療すれば非常に安定した人工歯を手に入れることができ、歯があったころと変わらない程度の噛む力を取り戻すことができます。美観にも優れ、コンプレックスを感じることなく笑顔を見せることもできます。

さらに長期安定性にも優れており、ブローネマルクインプラントのデータでは10年以上で96%という非常に高い成功率を誇っています。

このように、高額のイメージが強いインプラントですが、初期投資に費用がかかる反面、その後の費用や継続した治療の手間を省くことができます。そして何より心身ともに健康的な生活を取り戻すことができる。これらのメリットを考えるとインプラントはコストパフォーマンス的に見れば決して「高い」とはいえないのではないでしょうか。

それでもインプラントの適正価格を無視したようなインプラント治療を宣伝している歯科医院に訪れる患者のために、以下のチェックポイントを教えます。

  • インプラント素材に安い国産品が使われていないか?
  • 滅菌・消毒はしっかりと行われているのか?
  • 被せる人工歯は金属でなくセラミックがつかわれているか?
  • 人工歯はセメント合着でなく、ネジ止め方式になっているか?

などをチェックしておきましょう。
(どんな方式が良いのかは、インプラントはまだやるななどのサイトが参考になります。)

低価格インプラントは、その価値も低いから低価格なのだという事は紛れも無い事実です。

設備、材料、人件費、学習費の高い日本のインプラント価格が、もし発展途上国並の治療費でやるなら、どこかで無理をしなければ出来るわけがないのです。

例えば、私は安物の人工心臓は使いたくない

もし、私の心臓に異常が出て、人工心臓が無ければ生きられなくなったとします。

その時に、10万円の人工心臓と40万円の人工心臓を選べるとします。

どちらを選ぶか?・・・もちろん私は迷いません。

安い心臓と暮らすのは嫌です。もちろん良い心臓の方を移植したいです。そして健康になって、働こうと思います。